先日ルームメイトがロールキャベツを作ってくれました!新しく一緒に住むことになったルームメイトが”Stone soup dinner!”と言って私はぽかん。これ “Cabbage rollだよね…?”
私が理解していないことに気づいたルームメイトが説明してくれました。
昔々、一人の旅人がある小さな村にたどり着きました。お腹が減ってどうしよもなかったので、各家に何か食料を分けてもらえないかと尋ねたのですが、貧しい村だったので誰も旅人に食料を分けることはありませんでした。
諦めた旅人は村の中で火をおこし、大きな鍋を借りて水と石を入れてぐつぐつ煮始めました。
何かを始めた旅人に村の人は興味津々です。一人の村人が旅人に聞きました。”何をしているのですか?”
旅人は”Stone soupを作っているんです。よかったら一緒にいかがですか?でも少し材料が足りなくて。よかったら少し玉ねぎを分けてもらえませんか?”
村人は玉ねぎを持ってきて、鍋の中に入れ、出来上がるのを旅人と待つことにしました。
もう一人の村人が彼らに声を掛けました。”何をしているのですか?”
彼らは”Stone soupを作っているのです。よかったら一緒に食べませんか?ただジャガイモが足りなくて。少し分けてもらえませんか?”
こうして次々と村人が材料を持って集まり、最後には村人全員と旅人はおいしいStone Soupを食べることができました。めでたしめでたし。
この逸話から、皆が材料を持ち寄って作るごはんのことを”Stone soup”と言うそうです。
確かに今回のロールキャベツ、私が持っていたキャベツと一人のルームメイトが牛肉、もう一人が豚肉を提供しました。だからロールキャベツでも”Stone Soup”だったんですね!
パーティーを家でするときなどにぜひ”Let’s have a stone soup dinner!”と使ってみてください。
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